*私の22の記憶と私の23と私の言葉*
たぶん、とてもお久しぶりです。
白波 ゆめです。
言葉を遺すことを遠ざけてからどれほど経ったのか分からないのですが、今年のうちに何かを遺していきたいと思い、iPhoneのロックを解除してからはてなブログのアプリを開きました。
私の手のひらに残っているものが少ないけれど、少ないながら残っているものを次にとるかもしれない歳になる前に記しておきます。
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私の22。
これは私の全てです。
22 は、いつからか私は忘れて置いてきた数字です。
忘れて 失って 少し取り戻して また忘れて失う毎日です。
積み上げたことすら分からなくなる毎日です。
生きていた足跡を遺すことで精一杯の日も
生きてきたことが不確かなものだと泣く日も
どこかのこぼれた感情に襲われて立ちすくむ日も
知らない誰かとの記憶がほんの一瞬見えた後に涙がこぼれる日も
全てに置いていかれている感覚で焦って転ぶ日も
何があったのかすら分からない透明な記憶に怯える日も
明確なものがないのに言葉が書けてしまう日も
目の前にいる大切な人のことを忘れて分からなくなる日も
自分のことすら思い出せない日も
私が失うたびに何度も新しく教えてくれる大切な人のことを抱きしめる日も
どこか遠くのことなのに、近くに置いておきたくなります。
きっと今も。この瞬間も。
失いたくない気持ちがふわふわと浮いていて涙がこぼれています。
もしも、これを書き終えたころに誰か一人の人が現れて読んでくれるとしたら、
もしも、何か大切なものだと気づくことができたら失う前に 失うとわかる前に
どうか抱きしめていてください。
どんなに泣いても まだ離さずに大切なものを握っていてください。
そんなこと分かっている人がいたら、ずっとまた明日も、明後日も、明明後日も、ひと月経っても、半年経っても、1年経ってもその先も同じように抱きしめていてください。
本当に失うと望みがあることさえ探せなくなります。
私は何度も失っています。それに絶望した日もあったかもしれないけれど
今は、何度もまた白紙に戻って 始まる現実を大切だと思えています。
何度泣いても また忘れて
何度同じことを伝えてもらっても また忘れて
何度会っても そのたびにまた忘れて
何度も同じことを繰り返していることすら気づけない。
けれど、そのたびに指摘してくれる大切な人がいて、それが今の私の全てで、私が人生の記憶失くしても生きたいと願う理由です。
今なんとなく私に言い聞かせたいことがありました。
見失っても投げ出したくなっても
失くしたくないものがひとつはあるはず。
きっとひとつ以上あるはず。
生きたい理由が今無いと思っても見えなくてもひとつはあるはず。
だから、生きていて。
どうか、自分から棄てないで。
いつか、それを見つけてそれをぎゅっと握って笑い泣きする日が来るんだ。
きっと失いたくないものが今もあるから今の私は生きたいのです。
じゃあ、生きればいい。
そう言ってくれる人がいるなら、もっと思いが強くなります。
何が言いたいのか
何を伝えたいのか
考えてみたけれど、何も浮かばないので、たぶん未来の自分のために遺してるだけなのでしょう。
同じことを思って なんて誰かに言えるほどの器は持ち合わせていない。
それを証明できるものも持ち合わせていない。
だから、もし読んでくれる人がいたら、流れていく誰かのつぶやきに目を通してるような感覚で、流れている映像のニュースを何となく聞くような感覚で、それほど人生に大きく影響はないかもしれないことだと思ってください。
それでも、ほんのすこしだけ、心に何か小さい欠片くらい残ってほしい。なんてことを私は望んでみます。
そう言えば、話が遠ざかってしまった。
私の22は、少しだけ残って ほとんど失くしたけれど、それはきっと私が潰れてしまわないためだったのかもしれない。
心が壊れて元に戻らなくなることを避けるためだったのかもしれない。と今思いました。
昨年、21の年は住んでいた県、住んでいた地方から離れて新しいことだらけの年で、22の年は自分の人生に向き合って、今まで得られなかったものを少しずつ集めて失くしてまた集めてを繰り返した年でした。
来月誕生日を迎えられたら、またひとつ歳をとって、亡くしたあの人の年と並んでしまいます。
23の年はもっと自分のことを大切にできる年にしたい。
頑張りすぎて、無理しすぎて、体も精神もボロボロになってしまったので、手遅れな所も上手く補える方法を見つけて補えることを忘れてしまわないようにしっかり覚えてまた新しく始めようと今になって思いました。
23の年は、自分を大切にする時間を増やして、自分を無理させたり、自分を卑下したり、自分自身で傷つけたりすることを減らしたい…。
頑張る時間を少しでも減らして、休む時間を増やしていこう。
生活の中に組み込んで、休むときは休んで、少しできるかな と思ったときにできることをしよう。
私の22を振り返る時間と23に望みをたくすことを考えられたので、今日は◎をつけよう。
もしも、このつぶやきに最後まで付き合ってくださった方がいましたら、まとまりもない言葉を読んで下さって、ありがとうございます。
それと同時にその時間をもらってしまいました…。
また新しく何かを遺したくなったら、書くことにします。
長文になりました…。そろそろ終わります。
お疲れ様でした。
では、また。
白波 ゆめ